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2018年02月17日（土）

【ジオストーム・概要】

　『ジオストーム』は、2017年に公開されたアメリカの映画です。異常気象を未然に防ぐため開発された気象管理衛星「ダッチボーイ」。完璧に気象管理を行っていたこの衛星が突然誤作動を起こしたために各地で異常気象が発生する中、人類滅亡の危機を救うべく、立ち上がった開発者たちが奮闘する様子を描いたSFパニック・アクションです。

【ジオストーム・あらすじ】

　2019年、地球温暖化の影響により、世界各地で異常気象が頻発していた。この状況を打開すべく、世界17か国の政府要人たちが協議した結果、気象をコントロールする人工衛星「ダッチボーイ」の開発が決定する。

　そして、「ダッチボーイ」の打ち上げにも成功し、遂に人類は気象を完璧にコントロールし、自然災害を未然に防ぐ技術を手に入れた。

　当初から「ダッチボーイ」の開発に深く携わっていたジェイク・ローソン（ジェラルド・バトラー）は、「ダッチボーイ」の開発管理に並々ならぬ情熱を注いでいた。

　しかし、ある日、そんな彼に転機が訪れる。ジェイクは、アメリカの上院議会で査問を受けることになったのだ。

　アメリカ上院から「ダッチボーイ」の責任者としての資質に疑問を持たれたジェイクは、公の場で上院議長をののしったことにより、管理職を外されることになる。さらに、ジェイクの後釜として管理者の座に就いたのは彼の弟マックス（ジム・スタージェス）であった。

　ジェイクは、この一件で自暴自棄となり、弟との間にも埋められない深い溝ができ、家族の関係も悪化。妻と離婚し唯一残った娘のハンナ（タリタ・ベイトマン）だけが生きがいとなった。

　それから3年の月日が経過したある日、アフガニスタンで、突如として村が凍り付くという事態が発生し、その後の調査の結果、「ダッチボーイ」の誤作動が原因であったことが判明する。

　この時「ダッチボーイ」はアメリカの管理下であったが、間もなく管理権が国連に移されることが決定されていた。

　そこで、問題が公になるのを憂慮したアメリカのパルマ大統領（アンディ・ガルシア）は、システムの誤作動を隠蔽しようとしたが、「ダッチボーイ」の管理者であるマックスは、誤作動を公表し、迅速に修正する必要があると大統領を説得する。

　しかし、この間にも、世界各地では、大寒波や熱波、雹などの数々の自然災害が起こり始めていた。

　そこで、パルマ大統領は、マックスの説得を受け入れ、「ダッチボーイ」のコントロールセンターなっている国際宇宙センターへ技術者を送る命令を出す。

　そして、この時、技術者として選ばれたのは、かつて管理職の座を追われたジェイクであった…。