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【映画の概要】
この作品は、2012年に公開されたアメリカの映画です。心に問題を抱えた男女が、ひょんなことで出会い、ダンスパートナーとして大会を目指す過程で、少しずつ再生していく様子を描いた恋愛・コメディです。ジェニファー・ローレンスはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。
【映画のあらすじ】
高校で教師をしていたパット（ブラッドレイ・クーパー）は、ある日、妻のニッキ（ブレア・ビー）が別の男と寝ている所を目撃してしまい、それがトラウマとなって躁うつ病を患うことになる。
さらに、彼らに危害を加えたパットは、相手方に訴えられ、裁判で病院での入院治療を義務付けられることになる。
ある日、パットの母親であるドロレス（ジャッキー・ウィーヴァー）は、病院の反対を押し切って彼を病院から連れ出すと、実家で同居させることにした。
父親のパトリツィオ（ロバート・デ・ニーロ）は、突然のパットの帰宅に驚くものの、離婚し仕事も失ったパットを自宅に受け入れることにした。
こうして、親子３人での同居生活が始まるのだが、パットの精神状態はなかなか安定しなかった。
急にヘミングウェイの著書が気に入らないと腹を立てて怒鳴ったり、ニッキとの結婚式のビデオが見つからないと喚き散らして両親を傷つけてしまったり、と警察沙汰になるのが日常茶飯事だった。
一方、パット本人は、自分は正常な人間であると信じ、ニッキと再び関係を築くことを願っているが、裁判によって、彼はニッキとの接触を禁止されていた。
そんなある日、友人のロニー（ジョン・オーティス）と再会し、食事に誘われることになり、そこで、彼は、ロニーの家族で、パットと同様に心に傷を負ったティファニー（ジェニファー・ローレンス）に出会う。
彼女は、事故で夫を失ったことで、パニックに陥り、セックス中毒になってしまい、セラピー治療を受けていた。
そんなティファニーは、特技のダンスで大会に出場することで、自分の病が癒せるのではと考え、ダンスのパートナーとしてパットに目をつける。
しかし、彼女は、パットが日課のジョギングをしているときに、いきなり誘ったため、困惑したパットは、思わずティファニーと口論になってしまう。
その後、パットは、ティファニーが接触禁止になっているニッキとの橋渡しになるという条件を受け入れ、彼女のダンスパートナーとして、大会への出場を目指すのだが…。
【監督】
デヴィッド・Ｏ・ラッセル
【出演俳優】
ブラッドリー・クーパー
ジェニファー・ローレンス
シェー・ウィガム
ジュリア・スタイルズ
ロバート・デ・ニーロ
クリス・タッカー
ブレア・ビー
ジャッキー・ウィーヴァー
アヌパム・カー
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